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ひきこもりについて(定義)

厚生労働省のひきこもりの定義は「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」を「ひきこもり」と呼んでいます。しかし、自分の部屋に閉じこもっている方だけでなく、1人でならコンビニや映画鑑賞などに行けるような方でも、家族以外の他人との交流がなければ、ひきこもりと判断されます。

 

内閣府では2018年度から40歳から59歳を対象にした中高年の「ひきこもり」を調査。世の中に「8050」問題(80代の親が50代の子供の面倒を見る)として知れ渡るようになりました。最近では新たに「7040」問題も発生しています。2019年は3月40歳から64歳までを調査対象にした結果、中高年の引きこもりは全国で61.3万人いると発表しました。(推計値)

 

この調査は男女ですから場合によっては「家族以外」と交流をもたない、いわゆる専業主婦(夫)や家庭で自力で介護をにしている人も「ひきこもり」にカウントされることもあります。

この定義で言えば私は「ひきこもり」主婦になるんだろうなぁ、と思っています。基本的にインドア派ですし積極的に外に出たいとは思いません。今は月に2回「ひと休み」の場を始めましたが誰も来ないときはやっぱり独りですから。

 

ひとくちに「ひきこもり」といっても背景は様々です。次回は「ひきこもり」の要因について考えてみましょう。